書を食む六畳間

ブログ主ほむがおすすめ本や雑記を紹介

2018-06-04から1日間の記事一覧

天涯の砦

[小説][SF] 著者の小川一水はSFの中堅から大御所へと必ず昇るだろう。 SFと聞くと固有名詞が乱雑し難解な科学、果ては量子力学とそれらを確認し意味を飲み込もうならばページをめぐる手が止まり前に進まないどころか結局意味さえわからなかったりしないだろ…

TUGUMI

[小説][純文学] 吉本ばななは言葉の選択は読者にただならぬイメージの視覚化を植えつける。どの著作もハッとする文節があり心模様を少し派手目くらいに表現する。 TUGUMI 中央公論社 TUGUMI(つぐみ) (中公文庫)作者: 吉本ばなな出版社/メーカー: 中央公論社…